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だだ

Author:だだ
方向音痴で胃腸虚弱で臆病者の旅行好き

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初めての旅
初めての旅。
それは高校を出てすぐの春休みだった。
卒業記念にエジプトに行こうと決めた。
なぜエジプトなのかはもう忘れたが、
とにかくエジプトでなくてはダメだった。

 「なんでエジプトなんだ!」
父は怒った。
べつに箱入り娘でもないが、一人で海外どころか大阪にも行けないような頼りない子なので親は心配したのだろう。
 「なんでまたエジプトなんて遠いところに!
  古い遺跡なら、そうだな、中国にも万里の長城があるやないか。
  中国じゃダメなのか?」
なんで中国ならいいのだ?
ただ遠いというだけで心配だったのかもしれない。

説得するのにずいぶん時間がかかった気がするが、最後には許してもらえた。
結局は甘いのだ、ウチの親。
ただし。
ただし、がつく。
 「良いツアーを選びなさい」

心配性の親にしてみれば一人で異国を歩くなんて許せないことだったし、どのみち私自身にもその勇気がなかった。それで大手旅行会社の高価なツアーで行くことになった。

 『カイロ・ルクソール・アスワン、
  古代遺跡をめぐる豪華絢爛9日間の旅!』

てなわけで。
ツアー仲間は新婚旅行のカップルばかり、
一人参加の私はなんだかバカみたいに浮いていたと思う。
エジプトの壁画

それでも最高に楽しかった。
人生でこんなに楽しかったことは、明日がくるのが嬉しかったことはない、そう思えるくらいに嬉しかった。


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旅の「初めて」 | 【2006-01-13(Fri) 14:53:50】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
初めての荷造り
初めての旅は大変だ。
何から何まで大変だ。
旅立つ前から大騒ぎ。
何を持っていけばいいのか、見当がつかない。

とりあえずスーツケースが必要だ。
だが店頭にはさまざまなスーツケースが無数にならび、どれを買ったらいいか分らない。
お店の人に相談してみた。
 「ご旅行は、何日のご予定ですか?」
 「9日間です。エジプトなんです」
 「では、これなど如何でしょう」
見せられたのは、とびきり巨大なスーツケース。
いくらなんでもデカすぎる。
自分よりデカいんじゃないか。
実際、数年後にはこのスーツケース一つに3人分の荷物を入れてもまだ余ったくらいである。
 「ちょっと大きくないですか?」
さすがに驚いて尋ねると、店員は慇懃な口調で
 「でもエジプトだと、なにかと荷物も多くなると思いますよ」
と答えた。
何にも知らない初心な私は、素直に「そんなものかも」と思ってしまった。
こうしてまんまと高価な巨大スーツケースを買わされたのであった。
 
次は荷造りだ。
ハワイやグアムならともかく、エジプトなんかまだ世界の果てだと思われていた時代のことだ。
 「懐中電灯とか、いるんやろか」
 「外国の食べ物はマズイから、缶詰も持って行ったほうが、ええんと違うか」
出発の一週間も前から思案していた。
そこへ母が
 「T先生はエジプトに何度も行っているらしい」
と聞きつけて来た。
T先生というのは私のかかりつけのお医者さんである。
先生はどっしりと椅子に腰かけて、大きな声で教えてくれた。
 「向こうの水は体に悪いから、飲み物をたくさん持っていかないとダメだよ。
  水とか、缶のお茶とか、ジュースとかね」
信頼のおける先生が言うんだから間違いない。
それで、その通りにした。
巨大なスーツケースの半分に、お茶や缶ジュース、水のボトルなどをギュウギュウ詰めに押し込んだのである。

最後まで悩んだのは、服だった。
エジプトは南国だ。
旅行会社からは「半袖で十分」と言われていた。
だが、頭ではわかっているつもりでも、いざ実際に行くとなると「一年中ずっと夏」というのがどうしても信じられないのだ。
……今現在こんなに寒いのに、夏だなんてありえない。本当に半袖で大丈夫なんだろうか。
すると母が言った。
 「じゃあ、夏服と冬服、両方持っていったら?」
愚かな私には名案に思えた。
それで、その通りにした。
巨大なスーツケースの残り半分に、セーターやトレーナー、それに半袖のTシャツをギュウギュウ詰めに押し込んだのである。
巨大なスーツケースもさすがに満杯になった。蓋を閉めるのに苦労したくらいである。
エジプトだと荷物も多くなるでしょう、と言った店員の言葉は正しかったのだ。

ともかく準備は整った。
さあて出発、と勢い込んでスーツケースを持ち上げた!
ところが!
……持ち上がらなかった。
缶ジュースと冬服がパンパンに詰まった巨大スーツケースは、自分の体重くらいの重さになっていたのだ。

もちろん、ツアーで飲み物に困るなんてことはないし、南国でセーターが必要なはずがない。
そんなこととは露知らず、私は笑っちゃうくらい巨大なスーツケースをエジプトくんだりまで引きずっていったわけだ。
到着2時間もしないうちに、自分がいかに無駄なものばかり持ってきたかをを知り、愕然とした。

この巨大なスーツケース。
まだ余談がある。

エジプトはアスワンのホテル・オベロイに泊まったときのことだ。
荷物を部屋に運び込む際、チビの私を見つけたポーターが
 「2階までお運びしましょう」
とやって来た。
この高級ホテルはなんと一部屋ずつ2階建てになっているのだ。
よせばいいのに彼はスーツケースをえいやっと持ち上げた。
そして思わずよろめきながら、一言、叫んだ。
 「Heavy!」
その後さらに私にはわからない言葉で悪態をつきながら、それでもチップ欲しさに頑張り抜き、2階の寝室に運び上げた時には、大の男がふうふう息をきらせていた。

しかし本当に大変だったのは、この翌朝。

バゲージダウンの刻限が迫るにつれ、私は真剣に悩まなければならなかった。
二階に運び上げた巨大スーツケースを、どうやって下ろせばいいものか?
階段を持って降りるには危険すぎる重量だった。
その時には缶ジュースの必要性を見限っていたので、とりあえず捨てた。
ファンタオレンジやウーロン茶、缶コーヒー。捨てるのは惜しかった。
もったいなかった。だが仕方がない。T先生を恨みながら、ぜんぶ捨てた。
それでもまだ重い。
出発の時間は刻々と迫ってくる。
……仕方がない。
こいつを階下に下ろすには、これしかない。
最後の手段だ。

私はスーツケースを、階段の上から、そっと、突き落とした。

旅の「初めて」 | 【2006-01-13(Fri) 14:55:26】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
初めての自由旅行、その前夜
何にでも初めての時がある。
今日は初めての自由旅行のお話を。

世の中には、高校出てすぐインド一人旅!とか、いきなりホームステイ! なんてできちゃうツワモノも多くいらっしゃるわけだが、臆病者の私にはそんなの無理な話。
ブログの最初のほうに書いたけれど、私の初めての海外旅行はエジプトの団体ツアー。
一人参加だけどツアーだから平気だった。
2回目がインドのツアー。
3回目がトルコのツアー。
4回目にしてやっと「自分の足で歩いてみよう」という欲がわいてきたわけだ。
勇気じゃない。
欲望だった。
ひとに連れていってもらうのはもうイヤだ。
自分の頭で考え、自分の足で歩き、自分の欲するものを見にいきたいという欲望。
いや、渇望。
・・・ああ、あの頃は若かった(ていうか馬鹿だった)私。

とは言え一人で知らない国へ行くなんて、あまりにも心細い。
だから妹に一緒に来てもらうことにした。
しかも自分で宿を探すだけの自信がなかったので、念のためホテルは全て日本から予約して行った。
・・・どこまで慎重だった私。

それでも旅行の前の晩は眠れなかった。
心配で心配で眠れなかった。
『地球の歩き方』を読んだら犯罪の話が山ほど載っていたから、睡眠薬強盗に遭ったらどうしようとか、詐欺師にあったらどうしようとか、ひょっとしたらもう生きて家に帰ってこれないかもしれないとか、いろいろと悪い予想をして怯えきっていたのである。
・・・ほんま、アホみたいやった、私。

一方、妹はなんにも悩まずぐっすり眠ったようである。
自分がびびりまくっていただけに、
 「こいつ大物かも」
と思っていた私だが、妹の荷物をみてまたびっくり。
辞書や教科書やがたくさん入っているではないか。
 「なんで教科書!?」
と問うと、
 「だって帰国は朝なんでしょ? 午後から学校に行こうと思って」
と言う。
当時、妹は学生だったのだ。
私が「ひょっとしたらもう帰ってこれないかも」と悲壮な覚悟をきめていた一方で、妹は呑気に学校へ行くことを考えていたのだ。
私は自分が情けなくて仕様がなかったのを覚えている。
・・・そんな私も、今では旅行に芝居のチケットとオペラグラスを持っていって、帰国後3時間後の開演に間に合わせたりしているのですけれどね。

旅の「初めて」 | 【2006-03-22(Wed) 22:53:03】 | Trackback:(0) | Comments:(2)
初めての自由旅行、到着の夜
初めての自由旅行に選んだのはタイだった。
「微笑みの国」タイランド。
そんなキャッチフレーズに惹かれたのかもしれない。

だが微笑みの国だろうが大笑いの国だろうが、
頼りになるのが自分だけなんて旅は初めてだから、私はもう必死なのである。
バンコクに到着するや否やガイドブックとにらめっこ。
ホテルの予約はとってあるので、とにかくそこまでたどり着かねばならない。
ホテルへの行き方はこう記されている。
 『エアポートバスに乗ってプラトゥーナームで降りたら、すぐそこ』
バスには迷わずに乗れた。
プラトゥーナームで降りることもできた。
だがしかし。
「すぐそこ」が分らない。
「すぐそこ」ってどこだよ。
降ろされたのは市場の真ん中。
「すぐそこ」にホテルの姿はない。

仕方がないから、そのへんの人にきいてみた。
 「○○ホテルはどこですか?」
 「ああ、交差点を渡って左だよ」
左にいってみた。
だが見つからない。
もう一度べつの人にきいてみた。
 「そこの角を右だよ」
でも見つからない。
3人目にきいてみた。
 「右に曲がってすぐ右手」
もとの交差点に戻ってもうたやん!

途方にくれていたら、親切な人が声をかけてくれた。
 「君達、どこにいきたいの?
  ぼくはフィリピン人だけど、このへんはちょっと知ってるから、手伝ってあげるよ」
地獄に仏とはこのことだ!
私たちは彼にすがってついて行くことにした。

彼はガイドブックを手に持って歩いていく。
妹がその後ろを、私はさらに後ろをついていく。
てくてく。
てくてく。
・・・「すぐそこ」にしては遠くないか?
疑いがむくむくと頭をもたげたもんだから、さあ大変。
私はまた悪い想像を働かせはじめた。
彼は実は強盗なのかもとか、案内するふりをして襲い掛かってくるのかもとか、まあそんなことだ。

日はとっくに暮れている。
夜のバンコク。
表通りはネオン看板がまぶしいくらいだが、一歩、裏路地に入ると真っ暗闇。
底知れぬ闇。
男の人は闇の中へずんずん歩いていく。
妹もなんの疑問もいだかずについていく。
私は暗がりで、怖くて、一人で立ちすくむ。

 「どうしたんだ」
彼が気づいて立ち止まった。
そして私の顔をみて肩をすくめ、
 「ここで待ってて」
と、表通りまでひとっ走り。
トゥクトゥクを呼んできた。
 「大丈夫だから乗りなさい」
私たち2人はわけもわからぬまま、抵抗もできないままに乗せられた。
トゥクトゥクは風をきって走り出し、すぐに止まった。
 「着いたよ。○○ホテルだ」
運転手が言った。
目的地だった。
本当に「すぐそこ」だったのだ。
あの人は悪い人じゃなかった。
ありがとうも言ってなかった。
気づいたのは、部屋について荷物を下ろしてからだった。


良いなの人か、騙そうとしている人なのか。
見分けることは難しい。
今でもさっぱり分らない。
ただ、向こうから声をかけてくる人は、とくに日本語とか流暢な英語で話しかけてくる人は、80%くらいの確率でヤバいような気がする。
あの時はラッキーだったんだろう。
でも疑ってばかりはいられない。
疑ってばかりで・・・彼には悪いことをしたと思う。

旅の「初めて」 | 【2006-03-23(Thu) 11:14:01】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
初めての乗り物
カイロのショッピングセンターでエレベーターに乗ろうとしたら、
子供がわんさか乗っていて
 「満員だよ!」
って言う。
エレベーターは一つしかないので降りてくるのを待ったら、
また子供がわんさか乗っていて
 「満員だよ~!」
今日は子供が多いんだななんて思いながら、まだ待っていると
またまた子供達がわんさか乗ってて
 「満員だよ~~」
すると私のツレが
 「・・・あんたら、さっきから乗りっぱなしやんか!」
と、関西弁で凄んだ。
 「はよ乗せんかい!」
子供達はただエレベーターで上下して遊んでいたのである。
素直に待ってた私達はバカみたいだ。
その日はお祭りだったから、郊外から来た子が多かったのかもしれない。
きっとエレベーターが珍しかったんだよ、ということにしておいた。

インドでは、生まれて初めてエスカレーターを見たというおばさんに出会った。
大都会カルカッタの地下鉄の駅で、
 「こんな恐ろしいモノ乗れないよ」
と叫んでいたのだ。
 「地面が動くなんて、あなおそろしや」
大丈夫だからと付添いの男性がなだめる言葉も耳に入らない様子。
 「絶対にイヤだよ、わたしゃ」
 「そんなこと言わずに」
 「イヤだってばー!」
怖すぎて腰が引けてて、散歩に行きたくないワンコみたいなポーズになっている。
とうとう乗せられた時には、おばさんはまるでジェットコースターに乗ったみたいな悲鳴を上げていた。

・・・同じような悲鳴を、観光地でも聞いたことがある。
ラクダ乗り場でだ。
生まれて初めてラクダに乗った欧米人や日本人の観光客が
 「ぎゃーー怖いーーー!」
みんな、おんなじだ。
 
 

旅の「初めて」 | 【2006-11-16(Thu) 21:57:20】 | Trackback:(0) | Comments:(4)
ドクター、プリーズ!
旅先で下痢をしたり、食中毒で寝込んだりすることには、
もう慣れてしまったけど。
初めてのときはパニックを起こした。
最初に倒れたのは私じゃなくて友達だったから。

生涯2度目の海外旅行。
インドの。
アジャンタ。
忘れもしない。
深夜1時。
夜のしじまを破ったのは、隣で寝ていた友人の、ものすごい悲鳴だった。

 「んぎゃー!」

・・・どうした!?

 「吐くー!!!!」

吐くんか!
待て!
待ってや!

寝ぼけた頭で、汚物を受ける器を探した。

・・・せっせっせっせ、洗面器どこ!?

インドのホテルに洗面器、なんてあるはずがない。
結局、間に合わなかった。

昼間は元気だったに、突然どうしたのだろう?
友人はその後も吐き気がおさまらず、苦しさのあまりベソをかきはじめた。
普段は頼りになる姉貴分なだけに、私は狼狽した。

・・・お、お、お医者さん、呼んでこよっか?

 「うん、頼むわ。ごめん」

・・・すぐ呼んでくるから!
ちょっと待っててな!

急いで部屋を出たものの。
お医者さんを呼ぶってどうしたらいいんだろう?
小心者の私はすっかりパニック状態だ。
なにしろまだ2度目の海外だし。
なにしろインドだし。
旅行保険なんて思いつきもしない。

救いは、ちゃんとしたホテルに泊まっていたことだ。
エレベーターを下りてとぼとぼ歩いてゆくと、
フロントマンのお兄さんが声をかけてくれた。

 「May I help you ?」

・・・英語、わかんない。
どう言えばいいのか、わかんない。

更なるパニックを起こしながらも、頭に浮かぶのは真っ青な友人の顔だった。
ひょっとしたら大変な病気かもしれない。
一刻も早く、私がなんとかしなくっちゃ。
それで勇気がでた。

・・・ドクター・プリーズ!

それしか言えなかった。
でも、それだけで通じた。
ドクター・プリーズと部屋ナンバーと、
オロオロしている私の様子だけでフロントマンはすべてを理解してくれた。
 「落ち着いて。大丈夫だから。
  すぐにドクターを呼ぶから、
  君は部屋へ帰って友達のそばにいてあげなさい」
易しい英語でそう言ってもらい、ほっとしたのを覚えている。

医者はすぐに来た。
体格のいい、陽気なインド人の女医さんで、
でっかい注射をお尻に一本、ぶすっ!と突き刺すように射ち、
 「もう一度吐いたら、これを飲ませてね」
と、薬をくれた。
なんてことのない食あたりだったようだ。

注射の効果はてきめんで、吐き気はすぐにおさまった。
やれやれ。
これで一安心。
平和な夜が訪れた。
のも、束の間。

 「んぎゃーー!」

またしても友人の叫び声で目を覚ました。
こんどはなんとかトイレに駆け込み、間に合ったようだ。
トイレでまたなんか叫んでた。

 「医者がくれた薬、下剤だったよー!」

すべてを出し尽くした彼女がやっと眠りにおちたのは、明け方のことだった。

 

旅の「初めて」 | 【2008-12-14(Sun) 19:07:28】 | Trackback:(0) | Comments:(2)


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