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だだ

Author:だだ
方向音痴で胃腸虚弱で臆病者の旅行好き

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「観光旅行」がしたい
2005年。
この年は楽しい「旅行」がしたかった。
前年のインド・ネパール一人旅は、とても考えさせられたが、とても疲れる旅だったのだ。
たまにはツアーに参加して、ガイドさんに案内してもらい、
食事も行き先も人任せな楽ちん「旅行」もいい。
友達と笑いながら。

ということで、今回はめずらしく一人旅じゃない!
相棒がいた。
それがナオミだ。
彼女は私と正反対。
ナオミはA型、私はB型。
ナオミが元気なとき、私は寝ている。
ナオミが凹んでるとき、私は凸んでいる。
ナオミは英語をしゃべるが、私はジェスチャーで怒鳴る。
共通点といえば背が低いのと方向音痴なことくらいだろうか。
・・・ろくな共通点じゃない。
だが私が遺跡と猫しか目に入らないとき、彼女は町の人間を視ていた。
私がガイドの話を聞いているとき、彼女はアシスタントの顔を観ていた。
私には見えないたくさんのことがナオミの目には見えていた。
2人だと、見えるものは2倍になる。
旅は2倍に広がってゆくのだ。
 

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エジプト(2005年) | 【2008-01-17(Thu) 12:17:35】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
ルクソールの文字たち
エジプトへ着いて最初の2日間はルクソールで過ごした。
有名な「王家の谷」のある町だ。
南北に流れるナイル川によりそって、豊かな緑地帯が細長く広がっているが、
そのすぐむこうは荒れ果てた砂漠。
サトウキビ畑の向こうは埃で白くかすみ、幻のような砂の断崖が立ちはだかっている。
その断崖に穿たれた穴に、ラムセスやツタンカーメンという名前の、大昔のファラオ達が眠っていたのだ。

墓の内部にはびっしりと絵や文字が描きこまれてあった。
墓だけではない。
ルクソール神殿、カルナック神殿、メディネト・ハブ神殿などを巡ったが、
これも壁といわず柱といわず、天井に至るまでびっしりと、絵や文字が描きこまれている。
もう、ぎゅうぎゅう詰め。
『古代エジプト人は空間恐怖症だった説』に一票入れたい。

凄いのは、これが絵だけでなく、文字だということだ。
「言葉」だということだ。
言葉は人の心を直接伝える道具である。
たとえ形式的な文書でも、天国へいくための呪文でも、その役割は変わらない。
文字は彼らの声を伝える。
すべてが砂に埋もれ、人々が死に絶えても、
石に刻まれた文字は話しつづけている。
時には大きな声で、時にはひそひそ声で、
古い古い彼らの言葉で、
昔むかしの彼らの声で、
低周波の超音波みたいに、耳には聞こえないけど確実に話し続けている。
3千年たった今でも尚。
そしてこれからも永遠に。


エジプト(2005年) | 【2008-01-17(Thu) 18:06:16】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
こんなふうに見えましたエジプト壁画
私は遺跡が大好きだ。
古いものと向き合うときは過去に思いをはせてみる。

だけど気楽に友達と、わいわい喋りながら「観光客モード」でいると、
エジプトの壁画もこんなふうに見えてしまうのだった。

ヘイ、タクシー!


あっち向いてホイ!


立ちブリッジ


繁栄の髪・ミン様


愛してるんだ


エジプト(2005年) | 【2008-01-18(Fri) 18:06:24】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
ミイラに会う
ルクソールの博物館で1人。
カイロ博物館で10人くらい。
ミイラに会ってきた。

ミイラとは、早い話が人間の干物である。
ふさふさと残る白い髪の毛、燻製みたいに硬く皺だらけになった茶色の肌。
ぼろぼろの指先。
体は包帯に巻かれていても、
かつては生身の人間だったことを証明するかのような、はっきりとした目もと。
今にも声をあげそうな半開きの口。
・・・とっても怖い。
私は思わず手を合わせ、「南無阿弥陀仏」と唱えてしまった(怒られるかも)。

彼らは昔、王様だった。
トトメス2世、ラムセス2世、セティ1世、などなど、
歴史に名を刻んだそうそうたるファラオたち。
偉大な業績を残した人々。
ところが彼らの墓は暴かれ、盗まれ、現代になってまた発掘され、
彼らのミイラは今や・・・見世物である。
またもや失礼な言い方だけれど。
ケースに入れられ「陳列」されて、入場料をとってみんなに見物されている。
 「まさか日本人の私らに見られることになるとは、思ってなかったやろな」
とナオミが言った。
なんだか不憫で、お布団かけて顔をかくしてあげたい気持ちになってしまう。

そんな彼らが、息をしたり話したり、食べたり飲んだり結婚したり戦争したりして、
生きていたのは3千年以上も前の話である。
3千年!
なんて途方もない時間だろう。
3千年、ミイラになった彼らはずっとここで死に続けているのだ。
変な言葉だし、死者に対して失礼だと分かってはいるが、
でもそう思ってしまった。
死に続けていると。
死後の復活を信じていた彼らの魂は、冥界の楽園に蘇ったかもしれない。
でも肉体はこのままだ。
天に昇らず、
土に帰らず、
大いなる川に流れてもいかず、
ずっとずっと永遠に近い時間を留まり続けている。
・・・永遠。
恐ろしい言葉である。
彼らが信じていたように、いつか復活の日がくることを祈ろう。

ちなみに、怖いせいか言葉すくなに通りすぎながらも、ナオミは
 「『足の人差し指が長い人は出世する』っていうけど、
  偉大な人たちのミイラはみんな人差し指が親指より長かったよ」
と、妙に細かいところをチェックしていた。


エジプト(2005年) | 【2008-01-19(Sat) 18:08:48】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
エジプトの浜田?
エジプトの公用語はアラビア語である。
聞いても分かるわけがない。
だが時折、どうにも気になる言葉が聞こえてくるのだ。
 「ハマダ! ハマダ!」
・・・浜田?
頭に浮かぶのはダウンタウンの浜ちゃんの顔ばかり。
だがエジプトの街角に浜ちゃんがごろごろしているわけはないので
そのへんの子に訊いてみたら
 「ハマダじゃないよ、モハメッドだよ!」
と言われた。
やはり聞き違いのようだ。
外国語って難しい。

もうひとつが「ハクナマタタ」。
これは明らかにスワヒリ語である。
なぜ、エジプト人がしょっちゅうハクナマタタの話をしているのだろう。
『ライオンキング』のファンなのか?
と思ったら、これもぜんぜん違った。
 「ハクナマタタ?
  そりゃ、ケーキの名前だよ!」
私達の耳にも入ってくるくらい有名なケーキ・ハクナマタタ。
「ノープロブレム」という意味のハクナマタタ。
・・・どんなケーキだろう。
ちょっと怖い。


エジプト(2005年) | 【2008-01-20(Sun) 10:12:18】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
些細な話
細かい話なので箇条書きで。

・ ルクソールのアシスタントはクールなハンサムだった。
・ カイロのアシスタントは俳優のチャーリー・シーンに似ていた。
・ なのに日本語ガイドは「MR.ビーン」だった。
  しかも日本語が通じなかった。(日本語ガイドなのに)

・ ある日、レストランで食事していたら、隣のテーブルが日本人観光客だった。
  おばちゃんが「醤油あるで醤油」と回していた。
・ ある日、レストランで食事していたら、隣のテーブルが韓国人の女の子だった。
  「キムチあるでキムチ」と回していた。
・ またある日、隣のテーブルが韓国人団体だった。
  「さあみんな、キムチ食べやー!」
  と、でっかいお皿にあけはじめた。
  ビニールにたっぷり2袋!
  日本人負けたな、と思った。
・ その隣では中国人団体が爆睡していた。

・ 赤紫色のジュースを出された。
  色から判断してグレープジュースかと思われたが、明らかに違った。
   「ケチャップだ・・・」
  とナオミが囁いた。
   「ケチャップを薄めた味だよ、このジュース」
   「ほんまやケチャップや! 激マズ!」
  ガイドさんに訊いたらかの有名なハイビスカス・ジュースだということだったが、
  「ケチャップ味」が頭にこびりついて離れず、結局マズいままで終わった。

・ ツアー客でもガンガン誘ってくるエジプシャンたち。
  とくにナオミはくどかれまくりだった。
  「ラクダ300頭あげるから僕と結婚しよう!」
  そんなんもらってどないするねん。


エジプト(2005年) | 【2008-01-20(Sun) 10:14:38】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
Welcome to Egypt !
「英語で声をかけられたら、スリか詐欺師か、客引きだと思え。」
これは旅行者の常識である。
私たちは常に狙われた鴨なのだ。
だからこそ善意の住人たちに話しかけられると嬉しく感じる。
カタコトの英語であろうと身振り手振りであろうと、
現地の人とのコミュニケーションは忘れられない思い出になるだろう。

だが、この常識がどちらも通用しないのがカイロの町だった。

ホテルから出た瞬間に子供が
 「ハロー!」
ちょっと歩けばオジサンが
 「How are you ?」
ショッピングセンターでエスカレーターに乗っていても、すれ違いざま
 「Welcome to Egypt !」
彼らはスリではない。
客引きでもない。
なんの害意も悪意もない。
ただただ話しがしたいだけ。
ぼへーっとアイスを食べていたら、突然、
目の前30センチのところにおばちゃんの顔が迫ってきて、
 「My name is …」
いきなり自己紹介をはじめられたこともあった。
こちらが呆然としていると
 「あなたに会えて嬉しいわ!」
と去っていく。
フレンドリーもここに極まれり。
いつでも気がつけば数人のエジプト人に取り囲まれている。

・・・この異常な人なつこさは、一体、何?

これが田舎なら分かる。
外国人なんて滅多にこない僻地ならまだ分かる。
だが一大観光王国エジプト、その首都カイロで、どうしてそんなに珍しがられるのだ?
それとも、祭りの期間(ちょうど犠牲祭のシーズンだった)に外国人と出会うと、
良いことでもあるのだろうか?
私達は驚きを通りこして笑ってしまった。

それからすぐにうんざりした。
どこへ行ってもこの調子。
祝日で人が多いことも災いした。
ホテルから出る度に人が寄ってくる。
進めないほどわあわあ集まってくる。
気分はほとんど芸能人。
サインでもしたろか?
インドみたいに物乞いがたかってくるならまだやりようもあるが、
善意の一般民衆が相手ではかえって始末に困るのである。
目的地へ到達するためには、どんどん集まってくる人々を振り切って逃げるしかない。
うつ向いて逃げるように歩く、スターの気持ちも分かるというものだ。

しかも、老若男女がみんな同じことを言ってくるのだから、飽きる。
 「なんて名前?」
 「どこから来たの?」
 「年はいくつ?」
 「結婚してる?」
だんだん答えるのが面倒になって、
 『私の名前は○○です。日本人の○○才、未婚です。
  今からホテルに帰るところ。
  もう誰も話しかけないで』
と書いたプラカードを掲げておこうかと思ったくらいである。

あとで母に言われた。
 「あらまあ、エジプトへ観光に行ったのに、逆に観光されちゃったのね」
・・・笑いごとじゃない。
ハンパな人数ではないのだ。
一度など、10人くらいの男の子の群れに囲まれてほとんど怖かったし、
白昼堂々痴漢してくる変態までいた。
女の子なら安全かと思いきや、いきなり触ったりつねってきたりする。
馬鹿にしたような笑いを浴びせる者もいる。
ナオミはいじられすぎて人ごみ恐怖症にかかるし、
私達はもう、それが彼らの好意なのか悪ふざけなのか見分けがつかなくなっていた。

とは言え、実際はほとんどの人に悪気はないのだろう。
無邪気な人もたくさんいた。
フルーツジュースを飲ませてくれた女の子。
チラシ配りの仕事中に私達と話し込み、上司に叱られたアフマッド少年。
移動遊園地で「写真撮って!」と叫んだ子供たち。
焚き火にあたりにおいでと誘ってくれたおばさん。
 「『友達100人』なんてこの国じゃアッという間だね」
とナオミが言う。
カイロの3日間で、私達は一体何人のエジプト人と名前を名乗りあったことだろうか。

最高だったのは帰りのカイロ空港だ。
女子トイレに入ったら、トイレの清掃係の女の子までが
 「What's your name?」
と話しかけてきたのだ。
19歳のみずみずしい少女シャイメ。
可愛らしい彼女は国際空港という職場で何人の「トモダチ」をつくるのだろうか。


エジプト(2005年) | 【2008-01-20(Sun) 11:07:04】 | Trackback:(0) | Comments:(0)


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