・・・数ヶ月ぶりの更新です。
たまたま覗いてくださった方ありがとうございます。
夏場は、あんまり旅行モードじゃないもので。
基本は冬のみ更新になりそうですな。
新聞のデモの記事を読んでたら、何年も前に訪れたミャンマーを思い出した。
はにかみの国ミャンマー。
仏教に篤い国ミャンマー。
ヤンゴンのパゴダ(お寺)を訪れたのは3月の初めだったと思う。
もうヤバいくらい暑かった。
太陽の熱がものすごい。
寺の敷地内は土足厳禁、裸足で歩いていくのだが、タイル敷きの地面が焼けた鉄板みたいになっている。
白いタイルはまだマシなのだが、間違って黒いタイルを踏もうものなら
「あちちちち!」
ぴょこぴょこ飛び跳ねてしまうくらい。
それなのに、パゴダに集まる人々は、その鉄板みたいな地面にひれ伏し、頭を床にすりつけて祈りを捧げているのだった。
軟弱な私は足の裏の熱さで信仰の強さというものを知った。
しかしミャンマーは暗い印象の国だった。
4、5才の子供が暗渠に頭をつっこんでドブ掃除をさせられていた。
電車が駅に停まるたびにのりこんでくる子供は、ちょっとでも食べられるものを、玉子の殻とか落ちたコーンの粒とか鶏の骨とかを、座席の下に体ごとつっこんで拾い集めていた。
線路のまわりにたくさんの人が(多くは老人が)集まってきて、窓からゴミを投げてくれるよう口々に頼んでいた。
それは暗い光景だった。
インドとかで物乞いが群れていてもパワフルでちっとも暗くないのだが、
ミャンマーはなんだかすごく暗かった。
きっと政治がもたらす暗さなんだろうと思った。
電車の中で、
「外国人の君に聞いてもらいたい」
と、男が真剣な口調で話しはじめた。
「この国の人々は貧しくて不幸だ。
国民はみんな政府を嫌っている。
ミャンマーには光がない。真っ暗闇なんだ、あんなふうに!」
彼は窓の外を指差した。
さっきまで村があったはずのところが、停電で闇に沈んでいた。
空き缶かペットボトルを投げてくれと叫ぶ老人の声ばかりが響いてくる。
本当に暗い闇だった。
そのミャンマーで僧侶たちがデモを始めた。
市民たちも加わって民主化運動に発展してきたと新聞で読んだ。
ミャンマーは変われるのだろうか。
いつか光が見えるのだろうか。
・・・血が流れなければいいのだが。

たまたま覗いてくださった方ありがとうございます。
夏場は、あんまり旅行モードじゃないもので。
基本は冬のみ更新になりそうですな。
新聞のデモの記事を読んでたら、何年も前に訪れたミャンマーを思い出した。
はにかみの国ミャンマー。
仏教に篤い国ミャンマー。
ヤンゴンのパゴダ(お寺)を訪れたのは3月の初めだったと思う。
もうヤバいくらい暑かった。
太陽の熱がものすごい。
寺の敷地内は土足厳禁、裸足で歩いていくのだが、タイル敷きの地面が焼けた鉄板みたいになっている。
白いタイルはまだマシなのだが、間違って黒いタイルを踏もうものなら
「あちちちち!」
ぴょこぴょこ飛び跳ねてしまうくらい。
それなのに、パゴダに集まる人々は、その鉄板みたいな地面にひれ伏し、頭を床にすりつけて祈りを捧げているのだった。
軟弱な私は足の裏の熱さで信仰の強さというものを知った。
しかしミャンマーは暗い印象の国だった。
4、5才の子供が暗渠に頭をつっこんでドブ掃除をさせられていた。
電車が駅に停まるたびにのりこんでくる子供は、ちょっとでも食べられるものを、玉子の殻とか落ちたコーンの粒とか鶏の骨とかを、座席の下に体ごとつっこんで拾い集めていた。
線路のまわりにたくさんの人が(多くは老人が)集まってきて、窓からゴミを投げてくれるよう口々に頼んでいた。
それは暗い光景だった。
インドとかで物乞いが群れていてもパワフルでちっとも暗くないのだが、
ミャンマーはなんだかすごく暗かった。
きっと政治がもたらす暗さなんだろうと思った。
電車の中で、
「外国人の君に聞いてもらいたい」
と、男が真剣な口調で話しはじめた。
「この国の人々は貧しくて不幸だ。
国民はみんな政府を嫌っている。
ミャンマーには光がない。真っ暗闇なんだ、あんなふうに!」
彼は窓の外を指差した。
さっきまで村があったはずのところが、停電で闇に沈んでいた。
空き缶かペットボトルを投げてくれと叫ぶ老人の声ばかりが響いてくる。
本当に暗い闇だった。
そのミャンマーで僧侶たちがデモを始めた。
市民たちも加わって民主化運動に発展してきたと新聞で読んだ。
ミャンマーは変われるのだろうか。
いつか光が見えるのだろうか。
・・・血が流れなければいいのだが。


