エジプトへ行くにあたって、4才の椿にはいろいろと教えこんでいた。
ピラミッド。
スフィンクス。
アヌビス神。
アテン神。
それからもちろん、ツタンカーメン。
だが椿の一番に気に入ったものは「ミイラ」だった。
図書館で借りた絵本に

ミイラの作り方が詳細に描かれていたのである。
死者の内臓を取り出し・・・
遺体を塩漬けにしたあと包帯で巻き・・・。
教育上どうなのよ、ミイラの作り方って。
ちゃんと理解していたとは思えないが、
どういうわけか、うちの4才児はミイラにはまってしまったのだ。
「今日はミイラ見るの?」
「明日はミイラ見るの?」
「ミイラは?」
「ミイラは?」
「これミイラになっちゃうの?」
ミイラに憧れる4才児って、どうなのよ。
ルクソール博物館ではとうとう本物のミイラに会えることになり。
「椿、おいで! ミイラだよ!」
呼べば走っていく椿。
母親に抱きあげられて、ついに!
憧れのミイラとご対面!
「ほら、どう? 本物のミイラ!」
「こーわーいー!」
わんわん泣き出して、すこし、ほっとした。
こうして椿のミイラブームは終わった。
ピラミッド。
スフィンクス。
アヌビス神。
アテン神。
それからもちろん、ツタンカーメン。
だが椿の一番に気に入ったものは「ミイラ」だった。
図書館で借りた絵本に
ミイラの作り方が詳細に描かれていたのである。
死者の内臓を取り出し・・・
遺体を塩漬けにしたあと包帯で巻き・・・。
教育上どうなのよ、ミイラの作り方って。
ちゃんと理解していたとは思えないが、
どういうわけか、うちの4才児はミイラにはまってしまったのだ。
「今日はミイラ見るの?」
「明日はミイラ見るの?」
「ミイラは?」
「ミイラは?」
「これミイラになっちゃうの?」
ミイラに憧れる4才児って、どうなのよ。
ルクソール博物館ではとうとう本物のミイラに会えることになり。
「椿、おいで! ミイラだよ!」
呼べば走っていく椿。
母親に抱きあげられて、ついに!
憧れのミイラとご対面!
「ほら、どう? 本物のミイラ!」
「こーわーいー!」
わんわん泣き出して、すこし、ほっとした。
こうして椿のミイラブームは終わった。

