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Author:だだ
方向音痴で胃腸虚弱で臆病者の旅行好き

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「おしん」と呼ばれて
ウズベキスタン4日目。
ヒヴァをあとにしてブハラへ向かう。
私が旅した2002年当時はタクシー移動が主流で、
他国のバックパッカーはみんながタクシーをすすめてくれていた。
だが。
タクシーだと30~60ドルかかるところが、バスだとたったの3ドルですむ!

バスはかなり古かった。
そろそろ引退させてあげたいような年寄りバスで、
何度も途中で停まったし、一度停まればもう動かない。
たまたまエンジンがかかった時にすかさず発車、という具合。
スピードもまったく出ないから、他の車にどんどん抜かれた。
タクシーをすすめられるわけだと思った。

乗り込んですぐ、周りの乗客が私に気づいた。
 「おまえは日本人か?」
 「日本人だ」
 「おい、こいつ日本人だってよ!」
 「ええっ、日本人なのか!?」
 「日本と言えば『おしん』よね!」
ということで、私は『おしん』と呼ばれることになった。
あとでおばさん達が私に『ラーノ』という名前を(勝手に)つけてくれたけど、
結局のところ私は最後まで『おしん』のままだった。
当時、民営バスに乗る日本人はまだ珍しかったようだ。
持っていた本やガイドブックは奪われ、たくさんの人が熱心にその写真を眺めた。
やがて一人のおばさんが、
 「おい、おしん! こっちに座れ。
  その男の横じゃ何されるか分からない」
自分の隣へ来いと言う。
それから、かつてこれほど『地球の歩き方』が活躍したことがあるだろうかと思われるほど「旅の言葉」(必要最小限のロシア語、ウズベク語などが載っているページ)を駆使して会話をした。
なにしろ長い旅路である。
時間はたっぷりある。
家族のこと、物価のこと、これまでの旅のこと。
私達は何時間も話をした。

彼女はシャハラーさん、45才。
シャハルは「町」という意味なので、日本語で言うなら町子さんか。
 「私はシャフリサーブズのバザールで米を売っている。
  月曜まで働いて、火曜にまたホラズム(ヒヴァ)に戻る。
  それまでにぜひ遊びに来なさい。いや、今すぐ、このまま来なさい」
シャハラーはさかんに家に泊まりに来いとすすめた。
 「ホテルは高い。うちならタダですむ」
いや、そうなんだけど。やはりブハラにも行っておきたいし。
 「ブハラはチューリ(砂漠)だ。何もないところだ。
  シャフリサーブズはヤフシャ(良い)だ」
サマルカンドは?
 「サマルカンドも、ヤフシャ(良い)だ。
  シャフリサーブズはサマルカンドのすぐ近くだ。
  来なさい、今、来なさい」
今、はちょっと困るので、月曜までにきっとに行くと約束をした。
シャハラーは
 「絶対においでよ。2人でおいしいスイカを食べよう」
と言って笑った。

長距離バス

(シャハラーおばさんと長距離バス)

ウズベキスタン | 【2008-01-06(Sun) 12:43:33】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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