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Author:だだ
方向音痴で胃腸虚弱で臆病者の旅行好き

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真っ黒こげのバス
ポカラには3、4日いたけど、ずっと天気が悪いままのであえなく退却することにした。

2月26日早朝。
やっと昇りはじめた金色の太陽が、ターミナルに入ってきたバスを照らしだした。
わあっという歓声と安堵のざわめきがバスターミナルに満ちた。
 「バス、来ましたね!」
 「これでカトマンズに帰れるんですね」
 「よかったよかった」
私は一緒にお茶をのんでいた旅行者達と共に立ち上がる。

カトマンズへ向かうバス


カトマンズ行きのバスが出るかどうか、ぎりぎりまで判らなかったのは、ストのせいである。
ストライキ。
日本の春闘みたいに可愛いものじゃなく、
マオイスト(反政府組織)が武器をもって暴れる。
ほとんど内戦だ。
チトワンでもポカラでも軍隊が厳しい警戒を敷いていたが、
前日の25日もカトマンズ-ポカラ間でローカルバスが爆破されたという。 
 「スト中なのにバスを出した」
というのが攻撃の理由。
バスに乗るのも命がけだ。
ただ、マオイストは外国人は狙わないから、ツーリストバスなら大丈夫だという。
運転手は
 『 Tourist Only 』
でかでかと書いた紙をフロントガラスに貼り出した。
 「これで安全だ!」
安全だと言われても、昨日爆破されたバスと同じ路線を行くのはちょっと怖い。
 「無事にカトマンズまで着けばいいけど……」

ストのせいで交通量は少ないようだったが、かわりにたくさんの検問があった。
ライフルを担いだ軍人がバスに乗り込み、乗客全員の顔をたしかめていく。
それでも「危ないから行くな」と言われたのだろうか。
運転手は時々、ケンカ腰で係員とやりあっていた。

そして、カトマンズまであと101キロ。
マナカマナを過ぎたところで。
丸焦げのバスを見た。
昨日、爆破されたバスに違いない。
真ん中から見事に凹んで、踏んづけられたミニカーのよう。
上半分が真っ黒に、カリカリに焦げている。
(乗客は爆破前にバスを降ろされて無事だった)
車窓に流れる黒焦げバスを見送って、私達は言葉も出なかった。

だが、昨日そんな事件があったせいで警備が強化されたのかもいしれない。
おかげで何事もなくカトマンズに到着したのだった。

・・・余談。
マオイストは外国人を狙わない、というのはこの時までの幻想だった。
私が日本に帰って数日のうちにカトマンズの外国人の溜まり場・タメル地区で爆発事件が発生している。
世の中にもはや安全な土地なんてない。

軍隊が行く




ネパール・インド | 【2008-01-08(Tue) 14:07:02】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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