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だだ

Author:だだ
方向音痴で胃腸虚弱で臆病者の旅行好き

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ベヤジット塔にぐるぐるのぼる
煙とナントカは高いところが好きだという。
私もナントカの部類なので、旅先で塔をみれば理由もなく「登らなければ」と思う。
イスタンブール新市街には「ガラタ塔」という有名観光地があるが、
旧市街にもちょっとマイナーな塔があった。
大学の敷地内にそびえる塔で、「ベヤジット塔」という。

ベヤジット塔

まるで陸の灯台のようだ。
 「おっきいなあ」
と下から見上げていたら、インタホンから男の声が
 「オープナ!オープナ!」
と私を呼んだ。
どうやら
 「入って来い」
と言われているらしい。
重い扉をあけると、気の遠くなるような螺旋階段が私を待ち受けていた。

ぐるぐる ぐるぐる 
ぐるぐる ぐるぐる
ぐるぐる ぐるぐる 
ぐるぐる ぐるぐる

目が回るころに展望台へ到着。
灯台守りのようなオッサン達が
 「ベヤジット塔へようこそ!」
と迎えてくれた。
大学の構内だし、あんまり観光地というわけでもなさそうだ。
オッサン達は久しぶりの客を歓迎してくれ、
お茶を出してくれ、
フルーツを出してもてなしてくれた。

案内してくれたオッサンの一人・アリは、
山下清画伯のような格好で
間の抜けた冗談ばっかり言ってる人だった。
もう一人は少しだけ英語ができたので
アリの間の抜けた冗談を通訳してくれた。
 「こいつ、真面目に相手しちゃダメだよ」
と。

やがてアリが
 「最上階へ上がろう」
と連れていってくれた。
 「アジアとヨーロッパの両方が見渡せる場所だよ」
アリが薄汚れた窓をこじ開けると
かつてコンスタンティノープルと呼ばれた町が
眼下にひろがっていた。

アジアとヨーロッパの狭間で

曇ってるし
空気は排ガスで汚いし
海もイヤな臭いがするんだけど。
でも、良い眺めだった。
ベヤジット塔からみおろすイスタンブールの町は美しかった。

当たり前だけど、帰り道もまた気の遠くなるような螺旋階段だ。
ぐるぐる ぐるぐる 
ぐるぐる ぐるぐる
やっとのことで地上にたどり着き
やれやれと宿にむかって歩きだしたら
 「おおーい!」
はるか彼方から、私の名前をを呼ぶ声がした。
 「だだーーーー!
  忘れものだーー!」
見上げれば、首が痛くなるほど上の方、
ベヤジット塔のてっぺんの窓からアリが手を振っていた。
・・・あ。
帽子わすれてきた。

仕方が無いからまた、気の遠くなるような螺旋階段を
ぐるぐる ぐるぐる 
ぐるぐる ぐるぐる・・・・

疲れた。

後日、ガラタ塔にも行った。
途中までエレベーターで昇れて、
新市街も旧市街もアジア側もボスポラス海峡もマルマラ海も
全部よく見えたけど・・・それだけだった。
そこには陽気なオッサン達がいなかったから。

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トルコ(1999年) | 【2009-01-22(Thu) 15:49:27】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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