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駄の日常…毎日の日記。
駄らだら、たからづか。…宝塚ファンの呟き

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だだ

Author:だだ
方向音痴で胃腸虚弱で臆病者の旅行好き

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些細な話
細かい話なので箇条書きで。

・ ルクソールのアシスタントはクールなハンサムだった。
・ カイロのアシスタントは俳優のチャーリー・シーンに似ていた。
・ なのに日本語ガイドは「MR.ビーン」だった。
  しかも日本語が通じなかった。(日本語ガイドなのに)

・ ある日、レストランで食事していたら、隣のテーブルが日本人観光客だった。
  おばちゃんが「醤油あるで醤油」と回していた。
・ ある日、レストランで食事していたら、隣のテーブルが韓国人の女の子だった。
  「キムチあるでキムチ」と回していた。
・ またある日、隣のテーブルが韓国人団体だった。
  「さあみんな、キムチ食べやー!」
  と、でっかいお皿にあけはじめた。
  ビニールにたっぷり2袋!
  日本人負けたな、と思った。
・ その隣では中国人団体が爆睡していた。

・ 赤紫色のジュースを出された。
  色から判断してグレープジュースかと思われたが、明らかに違った。
   「ケチャップだ・・・」
  とナオミが囁いた。
   「ケチャップを薄めた味だよ、このジュース」
   「ほんまやケチャップや! 激マズ!」
  ガイドさんに訊いたらかの有名なハイビスカス・ジュースだということだったが、
  「ケチャップ味」が頭にこびりついて離れず、結局マズいままで終わった。

・ ツアー客でもガンガン誘ってくるエジプシャンたち。
  とくにナオミはくどかれまくりだった。
  「ラクダ300頭あげるから僕と結婚しよう!」
  そんなんもらってどないするねん。


エジプト(2005年) | 【2008-01-20(Sun) 10:14:38】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
Welcome to Egypt !
「英語で声をかけられたら、スリか詐欺師か、客引きだと思え。」
これは旅行者の常識である。
私たちは常に狙われた鴨なのだ。
だからこそ善意の住人たちに話しかけられると嬉しく感じる。
カタコトの英語であろうと身振り手振りであろうと、
現地の人とのコミュニケーションは忘れられない思い出になるだろう。

だが、この常識がどちらも通用しないのがカイロの町だった。

ホテルから出た瞬間に子供が
 「ハロー!」
ちょっと歩けばオジサンが
 「How are you ?」
ショッピングセンターでエスカレーターに乗っていても、すれ違いざま
 「Welcome to Egypt !」
彼らはスリではない。
客引きでもない。
なんの害意も悪意もない。
ただただ話しがしたいだけ。
ぼへーっとアイスを食べていたら、突然、
目の前30センチのところにおばちゃんの顔が迫ってきて、
 「My name is …」
いきなり自己紹介をはじめられたこともあった。
こちらが呆然としていると
 「あなたに会えて嬉しいわ!」
と去っていく。
フレンドリーもここに極まれり。
いつでも気がつけば数人のエジプト人に取り囲まれている。

・・・この異常な人なつこさは、一体、何?

これが田舎なら分かる。
外国人なんて滅多にこない僻地ならまだ分かる。
だが一大観光王国エジプト、その首都カイロで、どうしてそんなに珍しがられるのだ?
それとも、祭りの期間(ちょうど犠牲祭のシーズンだった)に外国人と出会うと、
良いことでもあるのだろうか?
私達は驚きを通りこして笑ってしまった。

それからすぐにうんざりした。
どこへ行ってもこの調子。
祝日で人が多いことも災いした。
ホテルから出る度に人が寄ってくる。
進めないほどわあわあ集まってくる。
気分はほとんど芸能人。
サインでもしたろか?
インドみたいに物乞いがたかってくるならまだやりようもあるが、
善意の一般民衆が相手ではかえって始末に困るのである。
目的地へ到達するためには、どんどん集まってくる人々を振り切って逃げるしかない。
うつ向いて逃げるように歩く、スターの気持ちも分かるというものだ。

しかも、老若男女がみんな同じことを言ってくるのだから、飽きる。
 「なんて名前?」
 「どこから来たの?」
 「年はいくつ?」
 「結婚してる?」
だんだん答えるのが面倒になって、
 『私の名前は○○です。日本人の○○才、未婚です。
  今からホテルに帰るところ。
  もう誰も話しかけないで』
と書いたプラカードを掲げておこうかと思ったくらいである。

あとで母に言われた。
 「あらまあ、エジプトへ観光に行ったのに、逆に観光されちゃったのね」
・・・笑いごとじゃない。
ハンパな人数ではないのだ。
一度など、10人くらいの男の子の群れに囲まれてほとんど怖かったし、
白昼堂々痴漢してくる変態までいた。
女の子なら安全かと思いきや、いきなり触ったりつねってきたりする。
馬鹿にしたような笑いを浴びせる者もいる。
ナオミはいじられすぎて人ごみ恐怖症にかかるし、
私達はもう、それが彼らの好意なのか悪ふざけなのか見分けがつかなくなっていた。

とは言え、実際はほとんどの人に悪気はないのだろう。
無邪気な人もたくさんいた。
フルーツジュースを飲ませてくれた女の子。
チラシ配りの仕事中に私達と話し込み、上司に叱られたアフマッド少年。
移動遊園地で「写真撮って!」と叫んだ子供たち。
焚き火にあたりにおいでと誘ってくれたおばさん。
 「『友達100人』なんてこの国じゃアッという間だね」
とナオミが言う。
カイロの3日間で、私達は一体何人のエジプト人と名前を名乗りあったことだろうか。

最高だったのは帰りのカイロ空港だ。
女子トイレに入ったら、トイレの清掃係の女の子までが
 「What's your name?」
と話しかけてきたのだ。
19歳のみずみずしい少女シャイメ。
可愛らしい彼女は国際空港という職場で何人の「トモダチ」をつくるのだろうか。


エジプト(2005年) | 【2008-01-20(Sun) 11:07:04】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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